15`08/17(月) -22:23- 先日、トム・クルーズ主演「ALL YOU NEED IS KILL」を観ました。
元々、小畑健作画の漫画版を読んでいたので興味はあったのですが、DVDを買ってまで観たいとは思わず未購入でした。 ですが、Amazonからメールが来て、廉価版が40%offで1000円切っていたので、つい購入(^^; 今回、鑑賞の運びとなりました。 取り敢えず、面白かったです。 SFとしての穴はあるだろうけれど、ハリウッド娯楽大作として考えれば、かなり面白い作品と言えるでしょう。 2時間弱と言う制限の中では、描ききれない設定や振り下げきれない描写があるのは致し方なし。 繰り返し殺される描写が簡素でしたが、テンポが良かったと見るべきかな。 何だかんだ言ってトム・クルーズは格好良いし、適度にユーモラスだし、意外にもハッピーエンドだったし。 SFだけれど、深く考えずにノリで楽しんじゃえば、充分傑作の域です。 個人的には、映画によくある見づらい暗い画面は嫌いだったし、良く出来ているし重いんだから仕方ないけれど、パワードスーツを着ている時の動作が鈍重なのも気になりました。 本来は、着用者をサポートし身体能力を飛躍的に上げる訳だから、動きは重さを感じない軽快なものだと思うんですよね。 それから、原作は読んでいないので判りませんが、漫画版とはかなり設定や展開が違います。 別物として両方楽しめる、と言う事ですが、比べると漫画版の方が好きですね。 可愛らしいリタが重い鉄塊を振り回す戦闘描写が格好良いし、無理矢理ではないバッドエンドは好みなので。 と言う訳で、単体の映画として充分おすすめ。 映画は2時間弱だから、漫画や小説よりも短時間で楽しめますし。 もし、漫画と言うメディアが嫌いじゃなく、この映画を面白いと感じたなら、是非漫画版も楽しんで頂きたいですね。 全2巻とお求めやすいし(^^; ……ま、自分は、小畑健が好きで読んだので、原作は読むつもりないですけれど(^Д^;
15`08/05(水) -23:21- 今日は、「ラブやん」の最終巻を読み終わったので、記念に感想など。 「ラブやん」とは、“ロリ(コン)、オタ(ク)、プー(タロウ=無職)”の現代社会に掃いて捨てる程いるタイプのダメ人間、大森カズフサと、彼の恋愛を成就させるべく奮闘するキューピッド、ラブやんたちの、非日常な日常を描いた作品。 作者は田丸浩史で、ユルくて下品で馬鹿馬鹿しいギャグマンガです(褒めています(^^;)。 自分は、雑誌を読んでいた頃こそギャグマンガもよく読んでいましたが、完全なコミック派になってからはギャグマンガの量は減っています。 うすた京介、徳弘正也、そして田丸浩史くらいですかね、作家買いしているのは。 (追記:あと、あろひろしとか安永航一郎、雑君保プ、ゆうきゆう&ソウのコンビも……って、結構いるな(^^;) ちなみに、あくまでもギャグが少なめであってコメディは多め。 多分、シリアス:コメディ:ギャグの割合が5:4:1くらいですかね。 (追記:結果、4:4:2、ないし5:3:2かも?) それくらい、元より田丸作品が大好きな訳ですが、「ラブやん」は特にキャラクターが面白いですね。 いつも通りの下品な作風も面白いんですが、そこに魅力的なキャラクターが加わっている事で、長く彼らの事を見ていたくなります。 サザエさんワールドではなく時間が流れているので、彼らの関係性も変化したり、成長したりと言った展開もありますし。 ですから、延々続いてくれても変わらず読み続けられるんですが、マンネリ気味だったのは確か。 さすがに、これ以上新キャラでテコ入れ、って感じでもなかったし(^^; だから、寂しいけれど終わってしまった事は止む無し。 ラブやんとの関係が進展しだしたクライマックス時にも、いつも通りの非道いオチで良かったし(褒めています(^^;)。 作品(作家)によっては、クライマックス(メインシナリオ)に入った途端、それまでの作風がなかったかの様に真面目になっちゃったりしますが、こっちはいつもの作風が好きな訳で。 それを崩さず、最後までいい加減な感じだったのが嬉しかったです(褒めています(^^;)。 結末も、変に奇を衒わず、なる様になって良かった。 まぁ、フィクションだから仕方ないけれど、カズフサは“ロリ、オタ、プー”としては恵まれているけれどね(^^; 現実の“ロリ、オタ、プー”は、もっと惨めですからw 正直、少しカズフサが羨ましい。 ラブやんみたいな嫁なら、俺だってマジ欲しいわ(*^∀^*) と言う事で、終わり方も良かったし、「ラブやん」は最高でした。 まぁ、その作風故万人におすすめするのは無理ですが、個人的には文句なしの満点ヽ(^∀^)ノ 下品なギャグマンガが好きな人には、是非読んで頂きたいですねw (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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